桜空「っ!!!!!」
ガッ・・・・・!!!!!
(氷柱が伸びていたところ、ボロボロになったビルの一部が崩れ、そのまま氷柱に激突し砕かれる・・・・・
氷柱が生えたことで辺りのガレキをなぎ飛ばし、土埃が待っている・・・・・
が、少しして土埃が晴れると・・・・・)
桜空「はぁっ・・・・・はぁっ・・・・・」
(生きているかどうかもわからない見ず知らずの、幼い姉弟と思われる地面に横たわる子供達を抱き抱え、間一髪のところで攻撃を避けていた・・・・・
もしかしたらまだ息があるかもしれない幼い命を、桜空は放ってはおけなかったのだろう・・・・・)
>>944
氷華
「……!!?」
ビルが倒壊する中でも氷華は何の感情も抱くことなく、静かに桜空の姿を探し、追撃に備えていたものの、崩れたビルの中から桜空が幼い姉弟を救出したのを見ると、その姉弟の姿が何処か昔の自分達の姿に重なって見える。
困惑する氷華には反撃するには充分な隙が生まれている。