バキンッ・・・・・!
桜空「氷華ぁぁぁあああああああああああああっ!!!!!」
(氷華が立ち止まり、様々な感情が入り乱れたその刹那の瞬間、桜空はそのタイミングを逃すことなく氷を打ち破り、氷華へと走り迫ってゆく・・・・・
桜空の目は、悲しみや信念など、氷華同様に様々な感情が入り混じっていた・・・・・)
>>986
氷華
「……………!!」
《バッ》
背後から自分の名を呼ぶ咆哮が聞こえ、更に体の芯までは凍り付いていなかったのか、氷華は反射的に振り向き際に右手を翳し、その掌から一本の氷柱を伸ばして桜空の体を貫こうとする。
精神的な動揺からか、その氷の生成速度も硬度も低下しているため、死力を尽くせば回避や破壊も可能なレベルとなっている。