桜空「厄介だな・・・・・」
ズッ・・・・・!
さ
ドン・・・・!ドォンッ・・・・・!
(ワープゲートでの移動を繰り返し、桜空は異能封じの銃弾と実弾の二つを放ちながら応戦していく・・・・・
桜空は以前のような躊躇い等は見せずに、敵を容赦なく仕留めようとする・・・・・)
>>162
刺青の男
「痛てぇなぁ、だがこれが生きているって言う実感なんだろうなァ!!」
【「千刃剣鬼」】
《ガガガガガガガガガガガッ》
刺青の男は両腕を無数の小さな刀の生えた大剣に変え、それを大きく振り回すと、大剣から放たれる巨大な斬撃に加え、両腕から生えた複数本の刀からも小型の斬撃が幾つも放たれ、その一つ一つがコンクリートの天井や壁を切り裂き、削っており、まともに受ければ人体など豆腐のように容易く切り裂かれてしまうだろう。
様々な異能者がいて、桜空も何度も身体強化や武器生成、身体変化の異能者を見てきたと思うものの、これほどまでの規模や攻撃力、破壊能力を備えた異能力者はいないだろう。
刺青の男は部下を連れているようには見えず、その身体力や異能の強さから、ファーストを単身で潰せるだけの戦力を備えた存在なのだと言うことを暗示している。