桜空「・・・・・ふざけんなよ・・・・・てめぇ、逃げるのか・・・・・?」
(桜空は声を震わせながら上記を言えば、続けて
「てめぇ、散々無実の人間の命奪っておいて、自分勝手な正義貫いたまま死ぬのか?ざけんじゃねぇぞこらぁっ!!!!!今のテメェには死ぬ資格すらねぇ!!!!!生きるんだよ!!!!!血反吐吐いてでも生きろ!!!!!」
と、怒りを顕にする・・・・・・)
>>54
氷華
「フフフ……言葉は荒くなっているけど……貴方は昔と同じ心をもっている……」
氷華は生気の消えた虚ろな目をしながらも微笑み、桜空の頬に手を伸ばし、昔と変わらない彼の感情や心を知ると、口から血が溢れながらも言葉を紡いでいく。
氷華
「最期に……貴方の顔が……見れ……て…………よかっ…………」
先程の致命傷を避けていると言う発言は偽りであったのか、言葉の途中であるものの、伸ばした手から力が失われ、そのまま意識を失う……おそらくはもう目覚めることは無いだろう……
狼谷の時と同じ。
助けることが叶わずに、すぐ目の前で大切な命が失われてしまう……
桜空もまた、氷華と同じように世界を、自分を憎むようになってしまうのだろうか……