>>53
氷華
「……その必要はないわ。
私はこのまま此所で終わりを迎えたい……」
氷華はかつての幸せな思い出に抱かれて永遠の眠りにつきたいと応える。
八咫烏は壊滅し、国家転覆と反逆を企てた氷華を永遠に罪人として追われ続けることになるだろう。
そうなり、自らが嫌う悪へと堕落してまで生きるのではなく、自分の終わりを自分で決めたい、歪ながらも正義を抱いたまま果てたいという……
桜空「・・・・・ふざけんなよ・・・・・てめぇ、逃げるのか・・・・・?」
(桜空は声を震わせながら上記を言えば、続けて
「てめぇ、散々無実の人間の命奪っておいて、自分勝手な正義貫いたまま死ぬのか?ざけんじゃねぇぞこらぁっ!!!!!今のテメェには死ぬ資格すらねぇ!!!!!生きるんだよ!!!!!血反吐吐いてでも生きろ!!!!!」
と、怒りを顕にする・・・・・・)
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