>>73
女王エルゼ
「ふふん、それでいいのよ。
期待しているわよ?ソルジュ。」
命令に従う姿勢を見せた事で安心して、三ヶ月の工期をかけてでも完成させて欲しい、何よりも優先して欲しいと言うエルゼ。
薔薇や赤色に対して強い執着を見せているのは、エルゼの過去、まだ先王が生きていた頃が原因なのだが、端から見れば何時もの我儘にしか見えない。
女王エルゼ
「この薔薇園が完成した暁には『薔薇の楽園(パラディ・デ・ローゼーズ)』と名付けましょう?」
ソルジュ「女王様は何故、薔薇園に拘るのです?」
(何も数ヶ月の期間を設けてまで作らなければならないほどの薔薇園を作らずとも、小さな菜園でも薔薇は育てられる・・・・・
が、そこまでして薔薇園に拘るのは、何かしらわがままだけではない理由でもあるのか・・・・・)
>>74