むしり取った羽毛は夜空にひらめき、一匹の蝶になる。
「……向こうに置いてきた子は耳の後ろ辺りに隠れてるから多分…大丈夫かな。」
少し迷いながらも蝶を自分の顔の前に飛ばせ、ユスタスの下に置いてきた蝶へ連絡を試みる。
「―聞こえる?一応、君にしか聞こえないようにしてるけど……そっちはどう?僕はいつでも離脱できるよ」
【返信が遅くなってしまいごめんなさい!】
ユスタス「・・・・・こっちはとりあえず大丈夫だ、相手にこちらに対する敵意も見られない」
(仲間を手当てしてくれた相手と認識されたからか、吸血姫狩りの人間はこちらに対する敵意は見られないと返し)
>>129 【いえいえ!大丈夫ですよ!】