>>137
ホロウ
「ふぅん……私は別に戦うつもりは無いんだけど?」
背中から生やした蝙蝠の翼を広げたまま、面倒そうに呟きつつ、ゆっくりと立ち上がる。
すると、丁度ホロウの頭上に月があり、夜空に照らされた空色の髪が綺麗な白銀色に輝いて見えて
?「俺もお前個人に対しての恨みは特にないんだがな・・・・・」
(しかし、謎の人物の声色は静かに怒りに震えているように聞こえ、少なくとも相手個人に対しての恨みはないが、個人がどうとか以上の怨念を感じる・・・・・)
>>138