>>23
吸血鬼(爵位無し)
「お前……!!夜王様の意向に逆らうつもりか……!?」
瞬く間に二人いた吸血鬼の一人がユスタスによって瞬殺され、塵になると、残った吸血鬼が慌てて飛び退くと、口許を犠牲者の血で濡らしながら牙を剥いて威嚇し、自分達の絶対的な支配者である奈落の夜王の意思に逆らうつもりなのかと問いかける。
吸血鬼同士が争い合って戦力が削れれば吸血鬼狩りへの対抗戦力が削れ、奈落の夜王が召集をかけた意味がなくなる。そうなれば同じ吸血鬼の中でユスタスは反逆者として認定されてしまうだろう。
ユスタス「何を言っている?逆らうも何も、俺は元々お前らの仲間でも何でもないが?それに、お前らのような雑魚が一匹や二匹減ったところで、吸血鬼狩りにやられたとしか見られないのがわからないのか?」
ズッ・・・・・
(顔を近づけ、自分は元々お前ら吸血鬼の仲間になった覚えはないと言葉を返す・・・・・
何の躊躇もなく相手の仲間をひとり葬ったその形相は、まさに吸血鬼よりも恐ろしい・・・・・
十中八九、相手のことも葬り去るつもりだろう・・・・・)
>>24