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吸血鬼狩り隊員B
「………ぐッ!!」
後方にて、隠れ家から出てきた吸血鬼を仕留めつつ、増援の要請をしていた隊員二人がフィーニスが弾いた瓦礫の破片を受けると大きく吹き飛び、地面に倒れると、手にしていた無線機が手元から落ちる。
無線機からは米国訛りのある英語が聞こえており、アメリカの吸血鬼狩りの支部から派遣されて来たのだと言うことがわかる。
吸血鬼狩り隊員A
「Fire!!」
隊員絶ちは低く見積もってもC級クラスはあるようで、フィーニスが破片を打ち出した際に生じた音や、仲間が撃ち抜かれ吹き飛ばされた方向から即座にその位置を特定し、先端にサプレッサーを付けた聖銀のアサルトを隊員六名が瞬時に構えて発砲し始める
しかも、敢えて射撃範囲を広げておく事で回避しようとしても大きく体を動かして回避しようとしなければいずれかの銃弾が撃ち込まれてしまうようにしてあるため、この時点だけでも相手がかなりの手練れである事がわかるだろう
サプレッサーがあるとしても、完全に音が消せる訳ではないだろう。発砲の瞬間とともに隊員たちの位置を割り出しつつ、軽やかに銃弾を避けていく。何百年君達の相手をしてると思っているんだと、口元には笑みを浮かべていて。漏れる殺気と視線も、彼女が悠々と避ける原因になっているのだろう。
「ちゃんと見なきゃダメじゃないか。避けられるために撃っているのかな?」
1人、また1人と背後に経つと蹴りをお見舞いしその骨ごと砕くことを試みる。尚続く攻撃を紙一重で躱しながら
(増援要請でもしていた風だったな。一刻も早く片付けて此処を去りたいが…あの吸血鬼くんはどうしているだろうか。)
そんなことを考えていて。避けるさなか、さりげなく散らばる破片に手を触れると…一気に終わらせるつもりなのか、先程とは違い能力を使って確実に仕留めようとして。
【 C級くらいだと…と考えて上のようなロルになってしまったのですが強さとか攻撃の命中率に関して大丈夫でしょうか…。何かあれば送り直そうと思っています…!】