「……今この子に施した処置はあくまで応急処置だ。出血も多かったからこのままじぁ死ぬ。」
ゆっくりと立ち上がりユスタスの方へ体を向ける。
「けど、僕の異能を使えば助かる見込みはある。」
シャルルの表情は逆光によって暗く影が落ち、その表情を伺い知ることができない。
「本当はあまり人に見せたくないんだけど、」
ユスタスの方へゆっくりと歩み寄る。
「その足をちょうだい。」
僕が食べるから___彼の瞳はいつも以上に虚ろで、絶望したように濁っていた
ユスタス「それでなんとかなるなら・・・・・」
(とにかく今は最善の策に最速で賭けるしかないと判断し、足を差し出す・・・・・
なんとなく察したものがあるのか、相手の様子を見ながら
「別の方でも向いといてやろうか?」
と言い)
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