42
「さぁ…好きじゃないならはっきりと断りますよ。」
チラリと時計から茜に視線を向ける。
「下手にあいまいな返事したら、後々面倒なことになりますよ。………自分にとっても、周りにとっても」
44
「……ごめんなさい。身長が伸びるお茶は…ちょっと……」
少し申し訳なさそうに目をそらしながら答え、蒸らし終えた紅茶を別のポットに移す。ティーカップとポット、ミルクをローテーブルに並べて席をすすめる。
奏
「だよねぇ〜……そう上手くいかないよね……
せめて平均身長ぐらいは欲しかったなぁ……
私、もう16だよ?高校生なんだよ?それなのに小学生に間違われる事があるんだよ……一応、生徒会長なのに………」
身長は簡単には伸ばせない、それはわかってはいるものの、このまま身長が低くて、胸も無い状態なのは色々と凹むみたいで、紅茶が出来るのを待ちながらも少しだけ愚痴を溢して
身長なんて関係ないよー
153の私が副会長なんだからそこまで気にすることないって〜
(ぎゅっと抱きついたままでマイクやらはどうとでもなる!なんて
思っているらしく一応フォローのような言葉を並べて
>>48 奏
一応保留にしてもらったけど明後日に答えを返すことになってて
年下だからあんまりキツイこと言いたくなくて……
(答えの返し方により相手の傷心やらなんやらを考えて
答えを保留にしてもらっているようで
断り方ひとつでも傷が浅くて済まないかと考えているのも彼女の
優しさのひとつでうんうんと頭を悩まし
>>49 凛虎