>>29
>問題児や、過去にいじめを何回も起こしている子供たちだけで
>クラスを作ればどうかなあ……。
一つの解決策としては良い案だと思いますが、
それを実現するのはとても難しいと思われます。
まず特定の子供を「いじめっ子」と認定するには、
いじめの事実を確定できる根拠と証拠を用意しなければならず、
それがいじめ問題においてもっとも難しかったりします。
なにせ「いじめ」を正式に認定する(取り締まる)には必然的に
「いじめの線引き」が必要となり、いじめの境界線が生まれます。
このいじめの境界線をどこに引くかが問題となります。
なにせ人の物理的強度、精神的強度は人により様々であり、
当然ながら、その線引きによって救われる者も居れば
線引きの位置によっては救われない者も出てくるでしょう。
つまり、弱者切捨ての状況が生まれてしまう。
そうならない為にわざと文部省のいじめの定義は
曖昧に作られているのだと私は認識しています。