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この方の引用記事に関して、三月まで役員。(役員歴は四回)
転勤族の妻として三校を渡り歩いた私から、ほそくさせていただきます。
PTAが必要が❓不必要かの議論から脱線するかもしれませんが。PTAの現状をお伝えするためです。
まず「自分達は大変な思いをしたから改革反対!」
これはよくある話なんです、実は。
PTAというより日本的な社会のあり方に問題があるのかもしれませんが。
姑が「自分は大変な思いをしたから、嫁も当然自分と同じ苦労をすべき❗」ときつくあたるケースとにてます。
ようは「自分たちは大変な思いをしたのに、次世代が楽をするのは許せない!」というわけです。
PTAではありませんが。
○中学の運動部(女子の)で後輩の負担をへらす案をだしたら、上級生たちが猛反発!
(わたしの通った中学の話。わたしは文化部だから、この騒動とは関係ありません)
○校則が厳しい私立女子校が、校則をゆるやかにしようとしたらOGたち(卒業生たち)が学校側に文句をいう!
(知人の通った私立女子校の話です)
有栖さんがお住まいの地域は、あまり保守的でないか。
たまたま住民の方々に恵まれたから、PTAの改革が成功したケースだと思います。
保守的な地域だと》24のようなケースはよくある話なんです。
それから「大半の会員はPTA改革に無関心で、委任状をだして欠席。賛成も反対も表明しない」
わたしはPTA総会には五回(三校の)出席しております。
昨年のPTA総会の出席率は「会員の三分の一。大半の会員は委任状をだして欠席」「クラスによっては役員しか出席者はいない」でした。
三校ともPTA総会に関してはこんなものでした。
大半の小学校でPTA総会は出席率は悪く、形骸化というか形式化しているようです。
(役員をやりますと地域懇親会だのPTA連合会のイベントに出席する機会はございますから。よその小中のPTA活動の話もいろいろ耳にいたします)
地域によりましょうが。
○組織改革は難しい(抵抗勢力がでる)
○PTA活動に関する保護者の関心はうすい(個人差はあります)
という傾向にあろうかと思います。
こうした背景もあり、「PTA不要論」はでてきている一面があろうかと思います。
うーん、よくある話かどうかはあまり関係ないというか…結局、その保護者の考え方の方に問題があることに変わりはないですよね。
PTAに対する保護者の無関心もそう。
PTAの活動の周知の仕方にも改善点が多々あるとは思いますが、基本的には保護者の社会的活動に対する意識の低さの方に問題があります。
(ちなみに、我が校でもPTA総会の出席率は決して高くはありません。そこは引き続き、改革の課題となっています)
こんな風に保護者の意識の方に改善点があるにも関わらず、それをPTA不要論に結びつけるのはやっぱりズレてるなぁと感じます。