>>96 なるほど、服装ですか。
確かに花柄のスカートを履いたハイヒールのスネ毛のおじさんが街を歩いていたときはうちの地元でも噂になりました。多分、丸顔のなよっとした顔で背の低い女の子がパンクロック系の男装をしていても同じように白い目でみられるでしょうね。
これが恐らく「似合わないから」というやつでしょう。しかしこれは、本当に「異性の格好をしたから」似合わないのでしょうか?見方を変えて逆に「性別にあった格好なら似合うのか」と言えば、答えはNOと言わざるを得ないでしょう。
体重100キロのお世辞にも可愛いと言えない脂ぎった女子がおフェロメイクにゴスロリでバッチリキメて出歩いていたらきっとハイヒールのすね毛おじさんと同レベルかそれ以上に噂になるでしょう。
私には、この二者が同列に見えるのです。着たい服と似合う服が違うのは仕方ないじゃん、と。服装が似合うかどうかは人の感性であり、時代と共に変遷するもの(中世の男性の正装であったバッハのズラが現代人にとってダサい など)なので、理想と現実のギャップは「周囲の無理解のせいなのでトランスジェンダーの思想を人々に知らしめるべき(よくあるLGBTの主張)」というよりは致し方ない世の常なのではないかなと考えています。
これは服装に限ったことではなく、振舞いや仕草、口調なども同様であると思います。
ただ、こういった一般的な目線から浮いていると捉えられても自分の好みを貫くということであれば、どんな格好または振舞いであれ(改まった場面でない限り)本人の自由なので、心のままに好きなようにすれば良いのです。こういった面では、現代においてトランスジェンダーの自由は既に過不足なく確立されているのではないでしょうか。
嫌悪感の原因が「その人に似合わないから」というのは私も同意する。
しかし問題にしているのは、なぜ嫌悪感を抱くのか?という点ではない。
実態として、「男なのにスカートを履くな」と言う人は居るのに「女なのにスカートを履くな」と言う人は居ないことがジェンダーとしての問題点になっているはず。
要は周りの人間が、性別を理由に自分の好みを否定してくること自体が悩みだと思う。
実害で言えば、外科手術を受けないと結婚できない点かな。当事者からすればかなり直接的に打撃を受ける法律だと思うよ。
個人的には今のその法律が100%間違ってるとは思ってないけど。