私はかつて不登校だった。そのうえで、不登校は現在の前借りした負債をあてもない未来の自分に利子付きで負わせる行為だと思っている。長引けば長引くほど自分が取れる選択肢を狭めるとも思っている。
求人誌なんかを見ればわかるけれども、中卒っていうのは就ける仕事が限られてくるし、いざ働いたり高校や中学、小学校へ行くにしても社会と断絶されつづけたギャップを埋めるのって思っている以上に大変だよ。
私も空白の時間が長かったから、勉強面とかコミュニケーションとか、本来なら掛からなくてもいいお金をかかったし、ずいぶん苦労もした。
だからこそ、無責任に「選択の自由」を勧める気にはならない。自由だと声高に言う人は、別にあなたの人生が悪いほうへ転ぼうが責任は取ってくれないよ。
結局のところ、よくよく考えて、誰でもなく自分で選びとっていくしかない。
人生の重大の決断を迫られて自分で決めなければならないというのは当然だけれども、それは「informed(正しい情報が与えられて熟考した上である)」でなければならないと思う。
もちろんいくら熟考したところで、振り返ってみれば間違えだったことなんてたくさんある。けれども、だからといって自分の人生ついて向き合って考えなくていい理由にはならない。
未来の自分に苦労をさせないために、よりよい選択を取るべきだし、負債があるなら頑張って少しずつ返していくしかないんだよ。
いま特別理由がなくて学校へ行っていない子は、頑張って行った方がいい。
今更だけど…
なるほどね〜
四、五年前くらいに君と議論板で別ハンネで論争したことがあったけれど…最近の書き込み見て随分と印象が変わった気がしてたけれど…そういう心境の変化があったんだね
俺は以前の君の殺伐とした感じも良かったけどねw