バス会社「海部観光」(徳島県美波町)の高速バス(阿南発大阪行き)の運転手が、同乗の指導員と口論の末、乗客17人を乗せたままパーキングエリア(PA)に停車して運転を放棄した問題で、同社が9日、記者会見を開き、打山昇会長が「お客様に不快な思いをさせただけでなく、大変なご迷惑をおかけした」と謝罪した。
海部観光によると、トラブルを起こしたのは今年4月入社の50代男性運転手。他社で運転歴があった。50代の男性指導員は普段は貸し切りバスに乗務しており、この運転手の指導は初めてだったという。
トラブルは6月12日の午前10時40分ごろに起きた。神戸淡路鳴門自動車道上の「高速鳴門」(徳島県鳴門市)を出た後、運転手は5速ギアのまま時速80キロで走行。指導員が6速に上げるよう促したが「これでいいんです」と従わなかったという。3分ほどのやりとりの後、指導員が本部に電話で相談している間に、運転手が停車予定のない近くの淡路島南PA(兵庫県南あわじ市)に入り停車。乗客から「いい加減にしてくれ」「いつ出るの?」などの不満の声が出たが、運転手は「分かりません」と答えるだけだったという。
このニュース見て俺が率直に思うことは、ゆとり世代とか若年層の労働者を問題視する意見は多々あるが…オッサンの思考もゆとり世代と大差ないんだな、と呆れてしまった