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自分にとって正しいことをすること。前々から言っていたが、善行という概念は非常に曖昧なものだ。よって、定められたものではない。では、いったいなにを持って正しいとするのか。それは自分の意思だ。しかし、「自分にとって正しいこと」は言い換えると「自分だけに正しいこと」であり、間違いは存在する。私の意見がガバガバだからここで改めよう。募金やボランティアをする人間の心情が最も重要なものだ。「募金は自分にとって正しいと思うからする」という考えで募金を行うのは、自身の意思に忠実で素晴らしいと思う。しかし、「募金は善行だ」と思い込むのは間違っている。何故なら、善行というのは「自分にとって正しいと思うことをしているだけ」だからだ。その行いが必ず善だとは限らない。それを履き違えてはならないのだ。人間が70億人いれば、意見もそれぞれある。だから、一つの物事に関して、善と見る者も悪と見る者もいるのは当然だ。何度も言うが、「自分の行いが必ず正しいことだ」と思い込むのは間違っている。他の人間から見れば、間違いの可能性を孕んでいることを認識するべき。つまり、世の中に完璧な善など存在しない。善悪を決めるのは人間しかいない。世間の決めた善悪は善悪ではない。だから、世間の決めた善悪に縛られ、絶対的に正しいと信じ込む。それは絶対的な善ではない。それぞれに正しさがある。頭ん中がぐっちゃぐちゃだ。