障害を持って産まれてきた子供とか、殺されるのを待つだけの家畜、弱肉強食を作る神は果たして本当に善良な存在なのだろうか
>障害を持って産まれてきた子供とか、殺されるのを待つだけの家畜、弱肉強食を作る神は果たして本当に善良な存在なのだろうか
神は人を完全に造りましたが、最初の人間アダムとエバが不忠実の罪を犯した為、人間は神の完全保護を失い、不完全となり、死や病が入り込み、それは罪深い傾向と共に遺伝の様に継承されていきました。
ローマ5:12
一人の人を通して罪が世に入り,罪を通して死が入り,こうして死が,すべての人が罪をおかしたがゆえにすべての人に広がった
それ故に現在、全ての人は病にかかったり、また死を免れることが出来ません。生まれつきの障害も同じ様に理解することが出来ます。全ての人間が、アダムとエバからの不完全さを継承しています。
罪無くして生まれ完全であった人アダムの犯し広まった罪を償うには、もう一人の罪無くして生まれ完全であった人イエスの義が必要でした。(目には目、歯には歯に見られる等価代償の原則です。)イエスがそなえて下さった贖いを通して、救いがもたらされます。
ローマ5:19
一人の人の不従順を通して多くの者が罪人とされたのと同じように,一人の方の従順を通して多くの者が義とされるのです。
そして将来の楽園に関して、聖書はこう預言しています。
イザヤ35:5
その時,盲人の目は開かれ,耳の聞こえない者の耳も開けられる。その時,足のなえた者は雄鹿のように登って行き,口のきけない者の舌はうれしさの余り叫びを上げる。
屠殺される家畜や弱肉強食について、聖書の教えはこうです。
創世記1:28-30
神は彼らを祝福し,神は彼らに言われた,「子を生んで多くなり,地に満ちて,それを従わせよ。そして,海の魚と天の飛ぶ生き物と地の上を動くあらゆる生き物を服従させよ」。次いで神は言われた,「さあ,わたしは,全地の表にあって種を結ぶすべての草木と,種を結ぶ木の実のあるあらゆる木をあなた方に与えた。あなた方のためにそれが食物となるように。そして,地のあらゆる野獣と,天のあらゆる飛ぶ生き物と,地の上を動き,その内に魂としての命を持つすべてのものに,あらゆる緑の草木を食物として与えた」。そしてそのようになった。
上の聖句から二つのことが分かります。
1.人は全ての生き物を従えること。
2.神は全てを草食に創造されたこと。
その人間が神に反逆し、動物の虐待や肉食を始めました。人間に服従していた側の動物にも混乱が広まったと考えられます。結果、肉食や弱肉強食が動物界でも始まりました。
つまり全ての悪いことは、神故にでなく、人故に起きています。しかし神は全てのことを正されます。将来、地球で実現する楽園について、聖書はこう預言しています。
(肉食獣が草食に戻っていることに注目して下さい。)
イザヤ11:6-8
そして,おおかみはしばらくの間,雄の子羊と共に実際に住み,ひょうも子やぎと共に伏し,子牛,たてがみのある若いライオン,肥え太った動物もみな一緒にいて,ほんの小さな少年がそれらを導く者となる。また,雌牛と熊も食べ,その若子らは共に伏す。そしてライオンでさえ,雄牛のようにわらを食べる。そして乳飲み子は必ずコブラの穴の上で戯れ,乳離れした子は毒へびの光り穴の上にその手を実際に置くであろう。