聖書こそが真理か?

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52:匿名@:2019/03/16(土) 17:19 ID:LQ2

 
船の話が出てたんで書かせてもらうよ。



>上記の箱舟の仕様は、かのタイタニック号に匹敵するクラスの大きさで、
>3532年前の人類が持っていなかった設計知識です。
>今日、船の設計技師は箱舟のスペックがあらゆる面で非常に適切であること、
>何故それが3500年以上も前に書かれた書物に記録出来たのか、驚いています。

何を持って「適切」なのか・・・ 。

世界最大級の木造船舶は日本の海上自衛隊が「やえやま級」を持っていた。
アメリカ海軍のアヴェンジャー級とともに、今だ世界最大級の木造船舶となっている。

「やえやま級」は多機能を持たせるため大型化が求められた。
しかし日本には台風が在るのでやみくもに大型化は出来ず
結果的にアヴェンジャー級と同等となり研究だけで二年ほど、
設計建造に8年もの歳月をかけて作られている。
1993年就役となっているから特別に古い船と言う訳でも無い現代船だ。
そんな「やえやま級」でさえ全長 67メートル。

対してタイタニック号(オリンピック級)は全長 269.1メートル。
長さだけなら世界最大の戦艦、大和級をも上回る船体サイズだ。
世界最大級の木造船舶やえやま級の4倍の全長で
排水量で比べたらもはやケタが異なってしまう。

つまり、タイタニック号(オリンピック級)の木造船って
現代技術でもデタラメなスペックであり、何が適切なのか分からない。

というか、全長 67メートルのやえやま型でさえ
現代技術でも建造に4年ほど掛かっている。

それを3500年以上も前の造船技術で
タイタニック号(オリンピック級)の建造って・・・

ウィキペディア調べで
箱舟のサイズは「長133.5m、幅22.2m、高13.3m」

そして「長:幅:高=30:5:3」の比率は、
現在のタンカーなどの大型船を造船する際に、
最も安定しているといわれる比率とほぼ同じとなる。
と書かれているが、そもそも大型タンカーと
ノアの箱舟とは構造もサイズも異なる。

大型タンカーは最大の物で全長488メートル。
だいたい300〜400メートルの物が主流であるから
全長133.5メートルの箱舟に適応するのは間違いだ。

つまり船体の概観的寸法・比率が近くとも、
実際に水に浮かべると喫水線の位置が異なり
喫水線の位置が異なれば船の重心も異なる。

鉄でできていて満載時には大きく沈み込む事が前提で
その状態で安定する様設計されたタンカーの黄金比を
木造で内部スカスカで沈み込まない箱船に適応する
のは正直無理が在り過ぎて論外とも言えます。


伝道者◆zc:2019/03/17(日) 13:51 ID:Srs [返信]


コメント頂き、ありがとうございます。

私は造船に詳しくありませんが、船舶工学に40年以上も携わった方の以下の記事を基にコメントしておりました。

https://wol.jw.org/ja/wol/d/r7/lp-j-rb/102007008

この記事の感想を教えて頂けると幸いです。


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