私も前までは「少年法は悪法だ!廃止しろ!」って考えがあったけど、今では学び直した上、必要だと感じるようになった。
今回の場合、加害者の少年達は逆送になり、大人と同じ裁判を受け、死刑になる可能性はある。
現に光市母子殺害事件の加害者は死刑判決が下った。
少なくとも、2001年に発生した大津障害者殺害事件(※1)の時までは少年法は穴だらけだったこともあり、仕方ないようにも感じる。
少年法は、「家が貧乏で仕方なく盗みをやった」「いじめや虐待に耐えきれず、相手を56してしまった」等、情状酌量の余地がある子供を保護するためには必要である。
故意の殺人など、凶悪な物に関しては、ある程度の例外が認められている。
廃止にしたら、情状酌量の余地がある子供が救えなくなる上、日本の治安が南米並みになる(※2)。
また、14歳未満の子供の死刑は国際法上禁止されているため、これをやるには日本が国連を脱退しなければならず、結果、日本が北朝鮮並みに嫌われる。
つまり、少年法を廃止にすると日本の治安は南米並み、世界からの好感度は北朝鮮並みにそれぞれ悪化してしまう。
(※1)この事件は、加害者に対して軽い処分を下した裁判官(現在は辞職。恐らくバッシングを受けまくった可能性が高い)も悪い。
(※2)アメリカのある州では少年犯罪の実名報道をしたところ、再犯率は跳ね上がる結果となった。