目の前に広がる悲惨な光景。 真っ赤に染まって、もう君じゃない「モノ」を、私はただただ見ていた。 目を逸らしたいのに、逸らせない。 まわりが騒がしくなる。子供の泣き声、悲鳴、ヒソヒソと話す声。 吐き気がこみ上げてきた。まわりの声も目の前も霞んでいく。 私は・・・いや、私のせいで。君は・・・ 頬を涙が伝ったのがわかった。そしてそのまま、私の意識は沈んでいった。
>>51と>>70両方とも最後に意識なくしてるっていう。