>>71の上2行を自分なりに……
>>75の前日譚みたいな感じ。文章力がないのはどうかお許しを
「あたし、あなたのことが好きなの……! あなたの、こどもが欲しい……」
大好きな彼に想いを伝えた。けれど、彼は怪訝そうな顔をして眉をひそめると、冷たく言い放った。
「……は? お前は男だろ?
いきなり男に告白されてもな。それにお前、こどもなんて産めないだろ」
その一瞬、何を言われたのかが分からなかった。思わず聞き返そうとしたそのとき、彼は無言のまま踵を返した。反射的に伸ばした腕が空を切り、だらしなく垂れる。
『こどもなんて産めないだろ』
彼の言葉が、脳内でぐるぐると渦巻く。違う、違う、ちがう……あたしは違う。こどもを産める。産んでみせる。彼のこどもを、彼とあたしのこどもを……。
どうしたらいいのかしら。どうしたら、彼のこどもを産むことができるの? 彼に、あたしの想いが伝わるの?
しばらく、一人で考えに耽っていた。そして、暗い思考の闇の中に一筋の光が射した。
「……そうよ。あたしがこどもを産めないのは子宮がないから。それなら奪えばいいんだわ」
子宮の持ち腐れな女から奪えばいい。あたしのような想いがない人間にはあまりにも勿体ないわ。
目の前に世界が広がる。そうよ、ここには女がたくさんいる。あたしの希望を叶えてくれるモノは、ここにある。
「……待っていてちょうだい。必ず、あなたのこどもを……」
あたしは動き出した、彼のために。
良き…!ああ何これ…小説化できそう…
腐ってない小説にも腐ってる小説にもできそう
尊い……尊い……(語彙の崩壊)