>>69-70
昔大好きな人がいたけど、相手が男で、気持ちを伝えたら
「子供も産めないくせに」…のようなことを言われて
子供を産めるように子宮を掻き集めている…的な…
ごめん、語彙力皆無だわ…メモ無視だな。了解だ
なるほどな……その男クソだな!(血涙)
>>71の上2行を自分なりに……
>>75の前日譚みたいな感じ。文章力がないのはどうかお許しを
「あたし、あなたのことが好きなの……! あなたの、こどもが欲しい……」
大好きな彼に想いを伝えた。けれど、彼は怪訝そうな顔をして眉をひそめると、冷たく言い放った。
「……は? お前は男だろ?
いきなり男に告白されてもな。それにお前、こどもなんて産めないだろ」
その一瞬、何を言われたのかが分からなかった。思わず聞き返そうとしたそのとき、彼は無言のまま踵を返した。反射的に伸ばした腕が空を切り、だらしなく垂れる。
『こどもなんて産めないだろ』
彼の言葉が、脳内でぐるぐると渦巻く。違う、違う、ちがう……あたしは違う。こどもを産める。産んでみせる。彼のこどもを、彼とあたしのこどもを……。
どうしたらいいのかしら。どうしたら、彼のこどもを産むことができるの? 彼に、あたしの想いが伝わるの?
しばらく、一人で考えに耽っていた。そして、暗い思考の闇の中に一筋の光が射した。
「……そうよ。あたしがこどもを産めないのは子宮がないから。それなら奪えばいいんだわ」
子宮の持ち腐れな女から奪えばいい。あたしのような想いがない人間にはあまりにも勿体ないわ。
目の前に世界が広がる。そうよ、ここには女がたくさんいる。あたしの希望を叶えてくれるモノは、ここにある。
「……待っていてちょうだい。必ず、あなたのこどもを……」
あたしは動き出した、彼のために。