シーリンは、その様子を見て立ち尽くす。その目の色は困惑と恐怖に染められていく……
シーリン「これで生きていられるなんて……奇跡としか……」
最後まで言葉を言わず、シーリンは崩れる。その様子が脳裏に残ってしまったのだ。
???「あの、私は瀬山と言います。将軍付のものです。将軍はきっと助かります。将軍が踏んだのは対人ではなく対戦車だったようで・・・上半身も損傷していましたがそれは直りました。あの人はかのピエトロ佐官の再来と言われるほど不死身なのです。心配しないで」
???「不死身?くだらん。死ぬ奴は死ぬ、何が悲しい?」