>>813
「あ・・アウ・・・俺が上だと?少佐なんて大した力もねえ。教えてやろう。犬爆弾の開発者は今回の総司令官バザロフ少将だ。今でこそないが元は特権階級、今でも軍内では幅をきかせている。俺なんて何しても殺されねえよバカ女!」
その時、少佐の顔の目の前に銃剣が突き出された
少尉「少佐、僕はもう限界です。こんな、こんな狂った国家のもとで駒としてゴミみたいに殺されるなんて御免です。兵曹長と話してきました。我が隊は帝国軍に投降します。すいません」
「は?貴様誇りを忘れたか!」
少尉「みんなもう限界です。あははもしかして僕だけ麻薬がきれたのかな。毎日ヒロポンを飲ませられて・・・誇りだなんて。人間は戦闘マシンじゃない」
後ろから数人の兵が少佐を捕縛しシーリンの目の前に座らせた。
シーリン「ほら、言わんこっちゃないわ。独裁者は必ずそうなるのよ」
シーリンの目は人を哀れむような目をしていた。
フラン「バカ国だと思ってたけど、マトモな人もいるのね……
クスリで操られてたってことかしら?」