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光が降り注ぎ、兵士たちは途端に活力を取り戻し始めた。少佐も卑しさが顔からちょっとだけ抜けた。
少尉「では、我々はどうしたら良いでしょうか」
フラン「私達は干渉できないわ。シーリンのリミットも迫っているし……
だけど、あなたたちの国の再建、成功することを私達は祈っているわ。特にシーリンは、そう強く願っているわよ」
シーリンは少佐の顔を見て少しだけ微笑んで言う。
シーリン「少しはマシな面になったわね……
みんな、上手くやれるように頑張って……
私はマンシュタインたちと一緒に帰るわ」
シーリンたちはマンシュタインを探して歩く。