シーリン「民間を狙うなんて……許さない……」
唇を噛み締め、怒りの目を遠くへ向ける。
フラン「シーリン、しっかり気を持って……!」
昨日と同じ轍を踏まぬよう、フランはシーリンを宥める。
フラン「私も何か考えるわ……
そうね……
攻撃される前に避難所を消したように見せかけるのはどうかしら……」
走りながら策を考えるフラン。
大尉「まさかあの魔法の応用ですか・・・?それができれば誰も死なずに済むかも・・・」
大尉は俯いた。彼はまだ24歳で経験も少なかった。彼の精神は限界であり、彼は突然吐血して倒れた
「ポケットの地図を・・・私はもう無理です・・・捨てていってください・・・」