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大尉「まさかあの魔法の応用ですか・・・?それができれば誰も死なずに済むかも・・・」
大尉は俯いた。彼はまだ24歳で経験も少なかった。彼の精神は限界であり、彼は突然吐血して倒れた
「ポケットの地図を・・・私はもう無理です・・・捨てていってください・・・」
シーリン「魔法……私かしら……?」
シーリンは気を強く持ち始めた。憎むよりも守ることを考えたのだ。
フラン「そうよ、ナチスドイツに狙われた港町を、奇術で消したように見せて空爆を阻止させた、イギリスのマスケリンという奇術師のアイデアをね……!?」
フランは倒れた男に驚いた。
その男からは生きる意思が消えていた。
フラン「……ちょっと、勝手に捨てさせないでよ!
……疲れたのは分かるから……私たちも少しは戦えるのよ」
フランは大尉を背中におぶる。小さい体ながらも、一生懸命に歩みを進める。手にはポケットから取り出した地図を持ち。
シーリン「戦場での鉄則は、相手を殺iすよりも自分が死なないことを優先することだと聞いたことがあります。
住民の皆さんは私たちも守りますので、どうかあなたも生きて……」
シーリンはその強い目の輝きで見つめる。