>>31
ユラ「ふん……義理も人情もない男は嫌いだよ」
フラン「ユラ、どの口が言えているのかしら?」
呆れた様子でその炎を受け止めていた。腕には最大限威力を弱めさせる防御魔法をかけていた。
ユラはその後ろで準備運動をしていた。フランが受けていたおかげで、ユラは一切ダメージを受けていない。
ユラ「あたしは船内から片付けてくる。ここは任せたわ」
そういい、ユラはフランから離れていった。
フラン「さあ……次は私の番ね」
フランは黒い大剣を呼び寄せ、握る。
そこに聖魔法をかけ、相反する力を宿らさせた。