むきゅー...火薬と鉄の匂いがいっぱいします...
(木の上からチトキン達とユラ達を観察している)
フラン「ぶはっ!!……死ぬかと思ったわ……」
ユラの腕の中で目を覚ましたフラン。それに気がつき、ユラは一瞬顔を緩めたが、すぐに引き締めた。
ユラ「チトキンとかいうゲスは森の中よ……私が取っ捕まえてやるから、二人でフルボッコにしましょう」
ユラは再び体を伸ばす。銃殺された兵士の躯を横目に
ユラ「ほんっとにゲス……」
そう呟く。そういい、全速力でチトキンが去っていった森へと駆けていく。
フラン「……ちょ……なんでここに!?」
幼女を見て、驚く。
フラン「危ないから、こっちへおいで!」