>>41
(でもゲスラーって言う伝説上の人物ならいるよ。まあこの名前にした意図はお察しください)
ゲスラー隊は森を囲うように焼夷弾を投下していく。そうすると炎は逃げるものもつつみこんでいく。もはや森の中で逃げられるものはいない。またチトキンらはいち早く脱出していた。
ゲスラー「ハーッハハハ。いいぞ!醜いゴキブリどもが踊り狂っている!もっと苦しめ。もっと投下せよ!」
かの隊はさらに焼夷弾を落としていく。すると、突然隊の爆撃機が一機撃ち落とされた。
エッカルト「もはや我が隊は二機のみだが・・・カウペンス航空隊は無敵だ。ここは守り抜く」
ゲスラー隊の戦闘機が向かってくる。エッカルトはそれを撃ち落とし、ゲスラー機に迫っていった
シーリン「さて、この人ですか……」
シーリンは空間魔法を使い、ゲスラーの前へユラと共に現れた。
ユラ「アンタのせいで商売道具の右腕がやられたよ……代償はその命で支払って貰うよ!」
そういい、ユラはゲスラーへ殴りかかる。
その体には、シーリンの補助魔法がかけられていた。鉛よりも鈍い攻撃を繰り出した。
シーリン「風は、私にも吹いてきたみたいね」
そういい、爆撃機の崩れ行く景色を、シーリンは見上げる。
シーリン「報われなかった人たちに神の祝福を……」
そういい、シーリンは空へと祈りを捧げる。
そうすれば、空から静かな清らかなる光が森へと降り注いだ。