>>770 「あ、ああ……構わん……すまんな、それどころでは無いんだ!」 魔王はニャルと幼女をレイチェルの近くへと下ろして目の前にある小屋へと向かう。 「……マリア、大丈夫か!?」 「アーサー、やっときたのね」 女王……マリアは、先程までの苦しみが嘘であるかのように堂々と座っていた。机には紅茶と、ティーパーティーが開けるほどのお菓子が並べられていた。
私も護衛だけ連れて行くから混ぜとくれ。