>>165
「 違いますよっ!どんだけ都合のいい言葉に変えてるんですか 」
くぁっ、と怒りをこみ上げるようにそう叫びながらツッコミを入れ、カッターの刃を相手へ向けるも、いまいちピンときている様子の見えない相手にため息をこぼしてカッターの刃を下ろす。そのまま何も言わずに近づき、カッターを強く握りなおして下記
「 少しチクってするだけなんで 」
いいさ、愛する人に殺されるならば厭わない。早く終わらせてくれ、こんな命は。
(未だにりっこが自分を殺そうとしていると勘違いしている。その場から動く様子はなく、ただ白い睫毛を伏せて笑う。)