「学園と言うものはソロモンズにいた頃は通っていなかったな……」
(教室をキョロキョロと見回す。
転生前の世界で通っていた学校と違うと言う事に慣れていないために。)
「まぁ、徐々に慣れていくか……俺の機体もある以上、厄介ごとに巻き込まれても問題はないとして……」
(ブツブツと呟きながら腕についている腕輪を見る。)
「何か、気になるものでもあったのかね?」
(背後から、何も感じないまま話し掛ける声が聞こえて来た
まるで其処には空気しかないとでも言うかのように、何も感じない)
「君が、確か新入生の.....
新入生の、マイン・キリス君だったかな?」
(...二言目で怪しさが吹き飛んだ
このバカは何を間違えているか気付いていない)