「……ふむ、まぁ最悪ここの食べ物さえ食べないか死ななければ生き延びれはするのだけれど…困ったなぁ、すぐ帰ると言ったのに、これでは迷子だ」
(歩を止めた先は崖、どうやらその空間でかなり高い場所にたち、空間内の把握を…とおもったが、これは…)
「…時間が、かかるかもしれないね」
(そこにあったのは虚無であった、しかも、禍々しいほどどす黒い何かをした)
(奇妙で なんとも言い難いが何処か懐かしくて堪らないような…
何の変哲も無い様にも感じる空間を巡る…)
その人もその1人
(死に魅入られて招かれた地とは言えど、母親に抱かれるかの如く
心地良さを感じるこの地で、確実に有ると感じる奇妙な何かを探し続けている)
その最中で何か、少し変な異物を感じて…
「……おや、妙なところで会ったね」
(先生の服装をした、その人は言う)