『 ・ ・ ・ おい 相変わらずだな』 (生徒会室に、堂々と屋台を引いて入る異形が存在する) 『 入り用の薬はあるか? 無けりゃ売ってやる』 『おでん屋だけどな』 (小柄な凶悪が、懐かしげに小男に近づく)
「っひゅ…、っ…?」 (酸欠になりかけ、霞む視界に写り込む影にほんの少し目線をあげる) 「っ、、つく、ぇ、っは、…さん、さん、だ、っめの…っ」 (荒い息をしながらも、自分の机の3段目の引き出しを震える指で指さす)