>>934
『....?何だろうな今の子、随分と急いでたみたいだけど。』
(適当に散歩をしていたら、いきなり目の前を通り過ぎていった中々綺麗なお嬢さんに一瞬驚くが、直ぐに表情を元の貼り付けたような笑顔に戻し下記)
『ふーん、そこそこ可愛い子じゃん。ナンパ相手から逃げたりしてたのかな?』
(ぶっきらぼうに勝手な予想を立てつつも、まぁ違うだろうなと言うのは察して)
「 わたしが口説かれたら世の末でしょうね?…大天使様… 」
( ふと聞こえた声と、視界の端に移った姿をみて、足を止め、千里眼からもとの視界へと戻す。狐の仮面は外すことのないままいつも通りの明るい声で冗談混じりに告げ。 )
「 …お久しぶりというより、初めましてのほうがよろしいでしょうね、……なにゆえ、天使様と悪魔様の知り合いはあのお二方しかおりませんゆえ、多少の無礼をお許しください 」
( あはっと声だけは明るい無邪気な少女のまま話しかけ。仮面は外さず、ふわりと両わきの緑のメッシュのはいった髪を揺らし )