>>948
「 …ご心配ありがとうございます…まぁ、その予防線のローブでもありますので……それに人から認知されることはほとんどございませんので 」
( 相変わらず愉快に楽しそうに告げ。そもそも相手の心配されるようなことは稀有に近いのだ。あぁ…なんて愉快なのだろう )
「 …いえいえ、わたしは誰にもいうつもりはありませんよ、……まぁ、お話ししているのに仮面を着けたまま喋ってるのも失礼にあたまりますね…… 」
( 内緒といわれて、素直に頷き。その後仮面を額のわきに動かし、ちゃんと顔を相手に見せる、そこに浮かんでいる彼女の表情はこの場に似つかわしくないほどの明るい笑顔だった。いや、全身白い足まであるローブを着ている彼女がその異様な雰囲気を醸し出していた。長い前髪でおおわれた右目は影になってよく見えないが、左目は曇りひとつない綺麗な翡翠の色をしていた。 )
『あらそう、なら別に問題ないのかなー?』
(ふふふ、と軽く口元を押さえて笑い声を漏らしつつもまた普通の貼り付けたような笑顔に戻ってから下記)
『やっぱり綺麗な瞳してるじゃんか、良いなぁ翠色の瞳、私は外界での外国の人みたいな空色だからなー....個性が何となく無いみたいでさ、髪の色も金色だしね。』
(自分の瞳に軽く手を翳した後に離すと、其処には透明感のある空色の瞳が見えるが、直ぐに瞼が閉じられて見えなくなってしまった。その代わりに正に【乙女心】をイメージしたかの様な華やかな服装が見えて、パタパタと羽根が揺れては羽毛が飛び散った。)