弐『…充分てめぇも頭おかしい方だろ、むしろ、まともなやつなんて居ねぇよ』
(いたらそもそも、死んでるだろ、と、冷静に告げる)
弐『…それより、てめぇはなんで現れた、俺に媚を売る意味もねぇだろ』
(鋭い目に、さらに睨みをきかせ、吟遊詩人を見つめる)
「…んふふ、あは、困ったなぁ、そんなに敵対意識を持たれているとは、まぁ確かに、妾の最高傑作を大事に守っているようだし、そりゃあそうか、なんともまぁ、滑稽な事だ」
弐『…………』
「君たち、『あの子』の中身は知っているのだろう?それを見守り続けるだけだなんて、勿体ないじゃないか」