「 ……解キ…… 」
( その手をおぼろげな意識のなかで神器に手をむけ横に、結界を張るときのように指を動かす。次の瞬間その神器は淡い光をはなち、もとのおぼろげな光のたまとなり、さ迷う。それを痛みで歪んだ視界で見届ける )
「 ……ぃ……たぃ…… 」
( 神器に斬られた傷は治ったが、その刃先に毒を塗られてたようで、毒が少しずつまわっていく )
「 …やくも……かみは……せいかくが……わるいなぁ…… 」
弐『……【解】』
(少女にむかって手を掲げる、毒が全身に回るより前に、この程度なら、全振りしなくてもどうにかなる)
>>117
弐『…あいつがお前のこと認識出来てねぇってわかってんのに突っかかるなよ、つかれるだけだろ』
(そういう趣味ならもう何も言わんが、と声をこぼす)