>>537 「、……あぁ、あれはたしか…」 (あのこと、一緒にいた) くいっ 「!…………?」 ルナ「……………」 「…どうかしたのかい?」 ルナ「…おはなし」 「!」 ルナ「…おはなし、はやく…っ」 「……………はいはい、わかったよ、お姫様」 (いつも通り、だけどその表情は、顔文字のような固定されたものではなく、まるで、娘に読み聞かせをする父のような、妹と遊ぶ兄のような、慈愛に満ち溢れた美しい表情をしていた)