>>68
弐『わかんねぇのは当たり前だろ、1人でわかんねぇのに抱え込んでりゃ、わかんないまんまに決まってんだろうが』
(グイッと彼女の顎を持ち上げ、自分の瞳と合わせる)
弐『それは解決じゃなくて自己完結っていうんだよ、なんにもわかんねぇなら全部周りに吐き出しちまえ』
「 ……それはっ…それは……だって……だって…… 」
( 泣きそうになるのをこらえながら紡ぐ言葉は、いつも誰かの前で吐き出したり、他人と接する時に紡ぐ薄っぺらいものではなくて、彼女の言葉なのだろう。 )
「 ……めいわくって…おもわれてっ……きらわれたくないっ……また、また…ひとりなんて……なりたく…ないっ…… 」