>>63
「 ……だって、…だって…ほかにっ、…ほうほうがわからないんだよっ……わからないんだってば…… 」
( 泣きそうな表情のまま悲痛な叫び声をあげる、わからない、わからない、なんで、なんで、なんで…ぐるぐるとまわる思考は目の前の変化を気にする余裕などないくらい同じ言葉で埋め尽くされていた )
弐『わかんねぇのは当たり前だろ、1人でわかんねぇのに抱え込んでりゃ、わかんないまんまに決まってんだろうが』
(グイッと彼女の顎を持ち上げ、自分の瞳と合わせる)
弐『それは解決じゃなくて自己完結っていうんだよ、なんにもわかんねぇなら全部周りに吐き出しちまえ』