>>92 「 ち、違う!……あのね、違うの、…ぅ…、、っ、ぁ…… 」 ( 離れていった子の手を頑張ってつかんで、必死に否定して……、違う、違うの、だけど、うまく言葉にできない自分を嫌悪して。違う、いやじゃなくて……、ただ、……。しかし、うまく言葉にできず、相変わらずうつむいてしまい、泣きそうになるのをぎゅっとこらえる )
『……ぁ、えっ、と』 (ぎこちない手で精一杯背伸びをして頭を撫でれば)