____ そうら畜生、跳べ 跳ばぬか
ホホホ 身の程知らずめが… よかろう
殺ぉしてしんぜよぉー
・YOSHITUNE [義経]
〖段位・"六大怨霊妖魔"〗
〖詳細〗
他の〖:兵:〗と違い、百魔を "率いる" 六大の魔将
魔物と化して黄泉より這い出た "九郎義経" そのもの。
九郎は焼き討ちの間際に忠臣たちの御霊を悪魔へと捧げ
黄泉の巡りより外れた "魔物" へと転生を果たす
…劫火に焼かれ、尚この世へとしがみつく亡霊に
さして生前のおもかげは無く、 百魔 を率いて
人の世を惑わす、妖魔の将がそこにあった
["六大怨霊妖魔"]
九郎義経そのものである。それに加え
"YOSHITUNEの魔物" でもあり
卓越した技量は妖魔の膂力を以て振るわれる
[業]
・浮き舟渡り
四方八方に刃を切り払う :秘奥義:
激しく舞い跳び、打ち付け回る奇怪な動作は
妖魔の力を以て "昇華" させた奥義・八艘飛びのもの。
かつ天狗より授かり生涯を共にした技すら
今や人の面影も露と消える。
すなわち浮き舟渡りとは人である頃の名残にあらず
妖魔の "業" へと成り果てた "歪み" の証である
・鴉羽[からすは]
羽根を銘に持つ小刀 :鴉羽: の影を投擲する
黄泉へ立つ頃には武具の殆どを失う中で
唯一小柄な :鴉羽: だけが最後に残った
故に共に魔物へと化した小刀は妖魔の懐の内にて
己の影を個として生み出し、飛来する刃に限りはない
___________寄 越 せ …
・坨津巻[タツマキ]
〖段位・大妖魔: "風起" 〗
〖詳細〗
人前、ましてや都になど姿を現す事は滅多に無い"龍種"
生けるものへ多大な影響を及ぼす "大妖魔" でもある。
遠方に起こした台風より風に乗って飛来し
時たま 何気もなく竜巻を起こしては
周囲にある悉くを吹き飛ばす。
__何故か 明確な目的を以て"都"へ向かっている…
["嵐の片割れ"(荒海喚ビシ神風)]
"龍" そのものが自在に竜巻を発生させる
竜巻の強度は台風にまで及び、尚且つその動きを
操り 自らを守護する鎧とすることすら可能である