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___嵐が供と… 空より降ろす 非常の槍…
・空月 [ソラクラゲ]
〖段位:妖魔?・危〗
〖詳細〗
"坨津巻"の嵐へ纏わるように現れる巨大な空の魚
決して地へは降りず、飛来しては人へと向けて
尾の先にある大槍の如き骨針を放つ
その姿は異国より伝わる書物にある
【エイ】に似るが、嵐と共に現れることのほかは
何も知られぬ、妖魔であるのかすら分からぬ空の生き物。
___愉快 … 愉快 … 口を開かば… ぺろり。
・化々提灯[バケバケチョウチン]
〖段位:妖魔・ひと山幾ら〗
〖詳細〗
【化け提灯】に似た姿の妖魔。だが、より大きく
開いた口の奥には臼のような歯を持つ貪食の妖魔。
曰く、富んだ都が病に侵され 貧困にまで陥った時
餓えて提灯に齧り付いた 渇きの悪霊なのだとか。