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[ 赤の魔物達 その4( 最終章 ) ]
魔王の死亡が伝われば 魔族や人間は安心して 魔族はまた次の魔王はどうするのか という話題で魔界は一杯になりました。
そこで代理として魔人が魔王を務める事になり、他の魔族達も納得をしました。
魔族達はまた城に仕える様になり 人間との共存も変わらず続けましたが ... 魔人が魔王らしい事(悪戯)をする様になった結果 人間との共存はまた難しい形になりました。
その後はそれぞれ 自由に暮らす事となり 城には魔人ただ一人。約束のその時まで ただ一人。
....偶にくる友人達を持て成しつつ 他の赤の魔物達の帰りを待ちながら 彼はただ過ごしました。
そして魔人は リストを作りました。魔王復活の為の その必要な生贄を。そして当然それは全て集め終わり ....魔人も魔王も その立場を戻りました、とさ。
これは“本史” 魔王は魔王と呼ばれる程では無い しかし 王で有る。優しく儚く ....そして家族に優しい最高の親である。
〜〜〜〜〜〜〜F I N ...?〜〜〜〜〜〜〜
[ 復活の リスト ]
・ 魂の欠片 1g
・ 魔人の指 50本
・ 感情の色 12色
・ 霊体 5体
・ 灼熱 約500℃
・ 鬼の髪 3束
・ 家臣の血 それぞれ50ML
・ 純白の鳥と純黒の鳥 1羽ずつ
・ 泥 100kg
・ 神に近い者の力 小さじ一杯分