「着きましてにございます」「着きましてにございます」
「ここ二部屋にございます」「ごようがありますれば」「お呼びください」「お呼びください」
(着いた部屋は広く、窓から見下ろせば快楽道中が全て見おろせるような場所、必要であろう家具は全て取り揃えられており、男女で別れ、2人部屋と一人部屋、というところ以外に違いは見受けられない)
「「ありがとう」」「ございます!」
(真似。
やはり子供だった……が、それは多少興奮していたからで。)
「……りょーかい。俺はこっちの部屋だな……あ、案内どうもありがとう」
(早速窓に近づきながら振り返って一言、葬月。
碧月と想月は早速部屋をどう使うか相談していた。)