>>111
「「ありがとう」」「ございます!」
(真似。
やはり子供だった……が、それは多少興奮していたからで。)
「……りょーかい。俺はこっちの部屋だな……あ、案内どうもありがとう」
(早速窓に近づきながら振り返って一言、葬月。
碧月と想月は早速部屋をどう使うか相談していた。)
「ええ」「ええ」「なにかありましたら」「お呼びを」「お呼びを」
(そう、使いが言った時)
バゴンッッッ
(と、巨大な破壊音が下の階から鳴り響いた)
「……起きられた」「起きられた」「大王様をお呼びせよ」「お客人殿」「どうかしたには降りられませぬよう」